35歳、乳がんになりまして。

35歳で乳ガン(トリプルネガティブ)になりました。この機会にブログ始めてみます。

化学療法について内科の先生と面談。

今回のスケジュール
  • 看護師さんと妊孕性保存についてのお話
  • 内科にて診療と抗がん剤治療のお話
  • MRI

 

今回は、主人と義理の母と病院へ行きました。

 

予約は13時からだったので、12時半くらいに病院へ到着。

 

まずは、前回看護師さんからお話があった、

抗がん剤治療前に受精卵を凍結保存するかどうかについて私達の答えをお伝えするところから。

 

閉経前の乳がん患者さんが抗がん剤の投与を受けた場合、抗がん剤によって卵巣がダメージを受け、抗がん剤治療中や治療後に月経が止まってしまう患者さんが少なくないそうです。

 

私達夫婦は今までに積極的に妊活を行っておらず、子供もいません。

 

ただ漠然と「いずれは欲しいなー」程度に考えていました。

 

でも、こうなってしまった今。

 

今なら子供を産める可能性があるなら、

抗がん剤治療後に後悔はしたくない。

 

そんな思いから、前向きに受精卵凍結保存を考えている旨を看護師さんにお伝えしました。

 

その後、内科の先生の初診療。

 

病状の説明と、これからの診療方針についての面談がありました。

 

私の乳がんはステージの1のトリプルネガティブ。

 

治療は、いわゆるAC療法というものになるとのこと。

 

アドリアマイシン+シクロフォスファミド療法を3週毎に4サイクル行い、その後にタキサン療法(ドセタキセルを3週毎に4サイクルもしくはパクリタキセルを毎週12サイクル)を行うそうです。

 

副作用についても丁寧に説明してくださいましたが、

 

私のスポンジ頭には「大変そうだー」と思うくらいしか入ってきませんでした。。

 

抗がん剤治療はトータル約半年間。

 

そして、

 

今年の4月に保険的用となる遺伝性乳がん卵巣がん症候群の検査を行い、

 

その結果により乳房の一部摘出か全摘出かを決めて手術をする、

 

という流れで決まりました。

 

私の治療に使用されるシクロホスファミドは卵巣機能に障害を引き起こす可能性のある代表的な抗がん剤のようです。

 

この薬剤をどれだけ投与したかが月経にかかわる要因の一つとして考えられているそうです。

 

内科の先生との面談でも受精卵の保存についてお話があり、前向きに考えていると伝えました。

 

抗がん剤の治療は卵子を採ってからでないと開始できないので、予定としては3月から。

 

卵子を採り次第、連絡をして治療開始。

 

すぐに都内の大学病院へ宛てた紹介状を作成してくれることになりました。

 

そして、待合室で待っていると看護師さんが紹介状を持ってきてくれると同時に、

 

「明日の13時に行ってきてください(ニコ☆)」

 

えええ、なんと早い対応!

 

翌日もお休みでしたが、ゆっくりしようと思っていたのにー。

なんてことは言ってられないので、主人にもお休みをとってもらい2人で行くことになりました。

 

その後、MRI受付へ移動~。

 

着替えて耳栓をし、

造影剤を患部の胸と逆の腕に差してしばらく待ち、

胸を出してうつ伏せになり、カプセルみたいなマシンの中へ。

 

変な音と、「次は○分後の撮影です」みたいなアナウンスを目を閉じてうつらうつらしながら聞いていました。

 

合計で30分程度の時間でしたが、2時間くらいに感じるほど長く感じました。

 

私も疲れましたが、ずっと付き添ってくれた主人と義母はもっと疲れたんじゃないかな。

本当に感謝です。

 

病院の帰りに、義母のオススメのケーキと夕御飯を買ってもらいました。

 

まぁるいリンゴの形をしたケーキで、すごく美味しかったです。

 

 

さて、次は妊孕性保存のカウンセリングです。

大切な癌の御守り2つ。

こんばんは。


夜勤から帰宅し、

少し寝て、起きて。


さっきまで、白い巨塔の再放送の録画を観てました。

唐沢寿明さんバージョンです♪



それはさておき、

針で細胞の検査した結果が出る日、


つまりは先月末なのですが、


実家の母に電話で報告し、

私1人で病院へ行くと、


「私も一緒に聞きに行く!」


と言うので、


(もう子供じゃないのになー)


なんて思っていたのですが、



結果的に、


母と、

姉と、

 
そして、


小学生の甥っ子wの、


実家トリオが2時間以上かけて実家から駆けつけてくれました。

待合室で順番を待っている間に、
おもむろに白い袋を手渡してくる母。


御守りでした。


話を聞くと、
日本橋小網神社に寄ってから来てくれたとの事。


病気平癒御守。


白地に、紫の折り鶴が美しい御守りです。


小網神社は姉イチオシの有名な開運パワースポットだそう。

ゲッターズさんが紹介していたとかなんとか。



ちなみに、

それを受け取ったのは癌だと知る30分ほど前だったので、

「まだ決まったわけじゃないよー( ´△`)」


なんて言いつつ誤魔化しましたが、


本当は、私のためにお参りしてきてくれたことすごく嬉しかったです。



それから、


職場の上司も御守りをくださいました。


色々と相談にのってくださる職場のお姉さま方からです。


私は、万が一癌であったときに、

何も告げずに休むことになるのは、

どこか職場の仲間に心苦しく、



紹介状をもらったこと、

検査に行くこと、

万が一の時にはお休みをいただきご迷惑をお掛けするかもしれないこと、


簡単にですが身近なスタッフには伝えていました。


結果的にはとても心配を掛けてしまったのですが、、。


「結果がわかったらすぐに連絡してね!」



そう言われていたので、

LINEで結果を告げました。


そして翌翌日に、お姉さま達に会ったときに


「応援しているからね!」と、

癌封じの御守りをいただきました。


新橋の烏森神社というところの御守りだそうです。


有り難いなぁ。

たくさんたくさんパワーを貰えました。


家族や仲間に支えられているから、今の私があるんだなぁとあらためて感じました。


そんな2つの御守り。

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肌身離さずに、大切にします。

受精卵の冷凍保存をするかしないか。

夜勤帰りに少し寄り道をして、今電車で帰宅中です。

自宅までは、少し距離があるので眠気と戦いながら書いています。


このブログを始めてみて、今現在、同じ境遇で頑張っている方々がいることを知りました。

まだまだ、自分のことで精一杯で、

なかなか皆様のブログに足を運ぶことができません。

でも、同じ不安を抱えて日々過ごしている方々の存在を知ることができました。

言葉を交わしていなくても気持ちを共感できたようなそんな気持ちに不思議となります。


私はブログ初心者で、

何の工夫もない、まとまりのない文章だけのこのブログですが、私という存在が少しでも誰かの役に立てたらすごく嬉しいです。

正直、気弱になったり、投げやりになりそうな時もあるけど私も前向きに治療を進めていきたいと思います。


明日は、13時から看護師さんと受精卵の冷凍保存についてのお話をします。

私達夫婦には子供がいません。

抗がん剤によって、妊娠が難しくなる可能性を前回看護師さんから聞きました。

同時に、卵子の保存をすれば、治療が終わった後に妊娠できる確率が高まるという話がありました。

卵子だけの保存は40万円。
受精卵の保存が60万円。

卵子だけよりも、受精卵の保存のほうが妊娠できる可能性が高いそうです。

もちろん、これには保険がききません。

う~ん、高い。

色んな意味で大きな選択です。


そして、1月31日の告知の後に、次回(つまり明日)までにどうするかを決めるように言われていたのです。

これには少し参りました。

乳がんとお医者さんに告げられ、抗がん剤治療をこれからするということですら、今までの私の日常からは現実離れしていてフワフワしている最中。


子供をどうするのか、


という人生の大きな選択を数日間でするなんて。


そりゃ、子供はいつか欲しいと思っていました。


でも、私自身、年のわりにまだまだ子供で、

自分のことですら十分に出来ません。


一人の人を育てることが果たして出来るのかどうか。


でも、ここで決めないと、私達はもしかしたら一生子供を授かることはできないかもしれない。

いくら子供を望んでも、その時には遅いかもしれない。

その時に「あの時…」と悔やんでも、取り返しがつかないのかもしれない。


だとしたら、今現在、少しでも可能性を残せるのなら保存しておきたいと私は思いました。

主人は、私と同じく子供を育てることの不安は持ちつつも、私の希望に合わせると言ってくれました。


そして先日、義理の両親に私の病気を伝えると同時に、その件も相談をし、費用についてはご厚意に甘えさせていただくこととなりました。

明日はお義母さんも同席して話を聞きに病院へいきます。その後に、MRIの予定です。


人生にターニングポイントは多々あれど、

今回の事は、この先にこれ以上あるのとかしらと思うくらい、

自分にとっては大きな決断を迫られた出来事となりました。

順調に事が進めば、今月中には私の卵子と主人の精子を採取しに都内のクリニックへ行くことになる予定です。

これには排卵のタイミングが合わなかったらどうなるんだろうという不安もありますし、主人が考えを変えてしまうのではないかという不安もあります。


とにかく色んな事が、穏やかに進んでいって欲しいと願うばかりです。

抗がん剤による抜け毛対策。

こんばんは。

夜勤の休憩中に失礼します。


これから抗がん剤治療を始めるにあたり、ウィッグなどの必要なものをボチボチ揃えていこうと思っています。


いろいろと検索をしてみると、、


⬆️こんなものや、



⬆️こんな便利そうなものまで。



ウィッグ本体は、高いものだと20万円ほど。


安いものだと、3000円くらいから。


先日、看護師さんが


「医療用ウィッグは、ただそう謳っているだけだから別に他のでも大丈夫。」


「一番大切なのは、あなたに似合っているものを選ぶこと」


そうおっしゃっていたので、色々と試してみたいと思うのですが、


やっぱりある程度安いものの方が助かります。


でも、安いものだともみあげとか産毛まで精巧には出来ていない様子。


だから、どうせアンダーキャップを買うなら、


こちらのリネアストリアさんのうぶ毛付きアンダーキャップが良いなぁと思い、


早速購入してしまいました!



試せる時がきたらレビューしますね♪



付けもみあげは、専用のテープで止めて、耳に掛けて使用するそうです。


ウィッグで耳に髪の毛を掛ける時、あったら自然なんだろうなぁ。


ちょっと高いけど。



あとは、つけまつげも必要かー。


眉毛はどうしたものでしょう。



メルカリなどのフリマアプリを駆使して、なるべく良いウィッグ等の掘り出し物を探すのが日課となりつつあります。


これはこれで、気分転換にもなり楽しくもあります。



これから夜勤。

今日はこれから出勤。

ホテル勤務なので、今日は夜勤です。


それと、今日は上司に報告をしなければと思っています。


病院から抗がん剤の説明はまだ受けていないのですが、不特定多数の人と接する仕事は治療中どうなんだろうと不安です。

マスクをして仕事をしていいものだろうか。

髪の毛が抜けた後、ウィッグや付け睫毛は不自然じゃないだろうか。

不完全な状態で働くことで周りのスタッフに気を遣わせすぎないだろうか。

家族に心配をかけすぎないだろうか。


そして、通院はどのくらいの頻度なんだろうか。


わからないことや不安なこと、たくさんあります。

備えあれば患いなし。

ところで、私の今までの乳ガンの印象は、

やはり小林麻央さんのイメージが強くて。。


でも、会社の健康診断では、乳がんの検診は40歳からだし、

どこか今の自分に無関係なものだと思っていたことは否定できません。


がん保険にも入っていませんでした。



ここで、声を大きくして言いたい!

皆さん、がん保険には入っておくべき。絶対に。


知識の乏しい私は、五年前に子宮頚がん(上皮)を罹患しているので、自分が入れる保険が無いかと思っていました。

しかし、病気になった人も入れる緩和型という保険があることを最近知りました。


なんとか診断を受ける前に入れるかどうか調べてみましたが、癌の場合はどの保険も加入から90日間は保証されません。


そりゃあそうですよね。


真面目にずっと入っている人もいるのに、駆け込みで保険に入って保険金をもらおうなんて、

そんなうまい話はないのです。


「あれ?」と思ってからでは遅いのですね。。



いくら高額医療で限度額があっても、金銭的には不安はあります。

だから、なるべく働きたいのですが、


抗がん剤はやはり不安です。


いつから仕事を休むかはまだ決めていませんが、治療が始まるまでは頑張るつもりです。